本文へ移動
Agent Memory
ドキュメント概要

ドキュメント

概要

Agent Memory が何を残すのか。会話に加えて、判断まで残す理由。

Agent Memory は、AIエージェントのための個人の記憶です。Claude Code、Codex、Devin CLI、Grok のセッションを残し、Web の ChatGPT と Claude からも検索できるようにして、以前に決めたことをいま使っているエージェントへ渡します。

なぜ必要か

AI と仕事をするうちに、判断が身についていきます。何から確かめるか、どの修正を退けるか、なぜその設計にしたのか。こうした判断は、ほとんど書き残されません。書き出すには聞き取りが要り、いちばん残しにくいのは、その判断に意味を与えていた前後の事情です。

Agent Memory は、その判断を作業のついでに集めます。元のセッションを残すので、どの判断も前後の事情と結びついたままです。何を頼んだか、エージェントが何を提案したか、それをあなたが直したのか、採用したのか、却下したのか。次に開くエージェントは、判断した時とは別のエージェントでも、そこから始められます。

仕組み

  • 集める。 Claude Code、Codex、Devin CLI、Grok のセッションは終わった時点で取り込み、ChatGPT と Claude は頼んだときに今の会話を保存します。どれも一つの記憶の形にそろえ、出典と再生のために元の記録を残します。
  • 評価する。 直した、採用した、却下した、あとで振り返った、という記録を記憶に結びつけ、検索の順位に反映します。
  • 積み上げる。 次の作業の始めに記憶を検索し、ライフサイクルのフックと最初の発話への文脈で、エージェントに要る指示と過去の判断を渡せます。手順、好み、判断は、MCP から種類を付けて保存できます。

用語

用語意味
セッションエージェントとの一回分の会話。始まりから終わりまで。元の記録を保存し、あとから再生できます。
メッセージ利用者かアシスタントの一回分の発言。検索はメッセージ単位で行い、結果から元のセッションをたどれます。
記憶(memory)要点をまとめた項目。fact、preference、decision、procedure、episode のいずれかの種類を持ちます。
出典結果がどこから来たか。セッション、メッセージ、時刻を指します。
フィードバックエージェントの出力がどうなったか。直した、採用した、却下した、とその理由。詳しくは判断とフィードバック。
ワークスペースセッションが属するプロジェクト。検索をワークスペースで絞り込めます。

どこから使うか

  • Mac アプリ: メニューバーに常駐します。ホーム、セッション一覧と再生、検索、設定があります。
  • Windows アプリ: Mac と同じ範囲を使えます。取り込み、保存先の選択、検索、再生まで。詳しくは Windows。
  • CLI と MCP stdio: 同じコンピュータのエージェントから使います。ネットワークのポートは開きません。詳しくは CLI と MCP stdio。
  • Remote MCP: Web の ChatGPT と Claude から https://agent-memory.jp/mcp に接続します。詳しくは Remote MCP。
  • Web の管理画面: サインインすると、セッションと記憶を一覧できます。

しないこと

  • ほかの人と記憶を共有しません。Agent Memory は個人の記憶です。
  • ChatGPT や Claude の会話履歴は読み取りません。Web では、頼んだときに今の会話を保存するだけです。
  • エージェントの思考過程は検索しません。記録された推論は再生のためだけに残します。